今月はヒューマンエラーについて記事を書きます。
そもそもヒューマンエラー(human error)とはどんな意味の言葉でしょうか。
ヒューマンエラーのとは、人間の決定または行動のうち、本人の意図に反して
人、動物、システム、物、環境の、機能・安全・効率・快適性・利益・意図・感情を
傷つけたり壊したり、妨げたりしたものと定義されています。
このヒューマンエラーは毎日いたるところで起こっています。
駅の段差につまずいて転んだり、買い物に行って会計を済ませた後、買うべきもの
を思い出したりなど、さまざまな例があります。
仕事上でのヒューマンエラーも日々起こっています。
FAXを送ることを忘れる、送り先を間違える、折り返し電話をするのを忘れる、
電気を消し忘れる、鍵をかけ忘れる、得意先との待ち合わせ場所、待ち合わせ時間
を勘違いするなど、ささいなことから重大なことまでさまざまなです。
私も経験がありますが、ヒューマンエラーを起こした直後は頭の中が混乱してしまいます。
大事なのは、ヒューマンエラーを起こした後、なぜそうなってしまったのか原因を
深く突き詰めることと、同じ失敗を繰り返さないように対策を立てることです。
誰にでも起こしかねないことであって、ささいなことから大きな被害や損失につながる
のがヒューマンエラーの恐ろしいところです。
絶対に忘れないと思っている人こそ、忘れてしまう仕組みになっているのが
油断できないところです。
今月はこのヒューマンエラーが起こる仕組みと予防する方法について、
もう少し深く掘り下げて考えてみようと思います。
今回はここまでで終わりです。
次回は身近なところを例にとってヒューマンエラーの仕組みを詳しく書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。