HowよりもWhyを大切に

約1か月ほど期間を開けての記事を書きます。

今回はヒューマンエラーの延長の内容になります。

題名にある[How]とは、どのように~する

という意味ですが、

この記事では手順がこの場合はこのようにする。という意味で記事に

しています。

また、[Why]については通常の意味通りになぜ~するのかという意味です。

 

では、記事に移ります。

今回の本題は、

知らないことは自ら進めない。知らないことはとことん聞くを徹底する。

です。

これは、プライベートも当てはまりますが、

仕事なら必ずすべきだと最近身をもって実感しました。

 

ヒューマンエラーの記事と内容が重なってしまいますが、

初心者によるミス、エラーのほとんどが

知識・技量の不足で起こるといえます。

これを防ぐためには、

まず指導者側が最初にきちんと仕事に対して

求められている知識や技能の水準を定め、

それに見合った教育を行い、

水準に達している人を現場に配置することが鉄則だと考えます。

 

知識不足による初心者のヒューマンエラーをなくすために

不可欠な点が、題名のHowよりもWhyを大切にすることです。

これはなぜかと言いますと、

指導者が初心者に教えるとき、

手順がこの場合はこのようにするHowよりも、

なぜ~する必要があるのかをきちんと伝えるべきだからです。

そうしないと、初心者が慣れてきて手を抜いたり、

意図的に手順を変更したりしたとき、

ミスを認めず、同じ失敗を繰り返す人になってしまうからです。

 

初心者のエラーと言いましたが、ベテランにも起こりえることです。

例を挙げると、

自分の職場ではない場所に応援などで借りだされたとします。

そこがまったく違う場所であればためらわずに質問することができますが、

似ている場所の場合、

元居た場所と同じと勝手に判断してしまい、エラーに繋がることもあります。

ベテランになると、いちいち聞くのが恥ずかしい面倒だという気持ちが先立ってしまう

のが原因です。

これを解決するのが、本題と最初にお伝えした

知らないことは自ら進めない。知らないことはとことん聞くを徹底するです。

ベテランでも、違う場所では初心者と心得ることが大事です。

 

今回はここまでになります。

今年もあとわずかで終わります。

今年の振り返りも記事にしようと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。